【tede】作り手の日常に寄り添うアトリエハウス〔ハウスタイプ〕

作り手の日常に寄り添う場

tede（テデ）は、作り手に優しいまち左京区の、作り手に寄り添った、アトリエハウスです。
これまでずっと作り手に寄り添ってきた、大家さん、大工さん、プランナーが集まり、
そんな私たちだからこそできる、自らの手で、ものづくりをする皆さんの、日常を支える場を設えました。
今回、前入居者の新たな旅立ちとともに、2階の住居部分の募集を開始しました。

ものづくり好きに気が利いた部屋

ハウスは、20.55～20.98㎡で一人暮らし向けですが、ものづくりが好きな方には気の利いた作りになっています。入り口は2種類あり、玄関を入ったところに広い土間がある「内土間」タイプ、玄関に入る前に広い土間がある「外土間」タイプからお選びいただけます。
自転車を置いたり、植物を置いたり、制作の道具を置いたり。ワンルームで土間が広い玄関はなかなか無いので嬉しいですね。また、玄関には木毛セメント、室内の梁は元々の古い木材、天井は新しい木材、塗装やフローリングなど、様々な素材が使われているのも魅力です。窓枠は太めになっているので、ご自身のものやお気に入りの作品を並べることもできます。

現在、7号室（外土間タイプ）と8号室（内土間タイプ）を募集中です。
どちらのお部屋も5月中旬より入居可能予定です。

こんな暮らし、叶えられます

「アトリエとハウスは、同じ建物内がいいけど、空間は分かれていたい」

アトリエとハウスは同じ建物ですが、別々の空間に分かれています。そのため、アトリエの影響が住居に反映されず、オンオフの気持ちの切り替えもしやすいです。
アトリエだけでもアトリエとハウス、両方借りていただくこともできます。
両方賃貸いただく場合は、共益費2,000円免除の特典があります。（現在、アトリエは満室のため募集はしておりません）

「住まいは必要最低限でいいけど、ものづくりのテンションは上げたい」

ハウスには、ものづくりの材料や自転車が置けるような広めの土間が。窓枠は、作品が飾れる棚代わりに。壁・床・天井には様々な素材が現れて、おもしろいです。

「ものづくりはひとりで集中したいけど、お客さんにはかっこよくプレゼンしたい」

区画内は自分仕様の作業場として、来客はラウンジに招いてしっかりとプレゼンすることができます。ラウンジでは、入居ささんの許可を得れれば、展示会も可能です。

「たまには語れる仲間も欲しい」

ラウンジには、みんなで食事できるキッチンや大きなテーブルが。他の作家仲間と話して、創作士気を高められます。お天気の日には、レンガ土間で語らいを。

共用ラウンジは、土間スペースから続くレンガタイル敷きで、自由に使えます。土間には水場がありますし、作品を一時的に置いたり、乾燥させることもできます。
併設のキッチンを使って食事をしたり、仲間を呼んで展示会やちょっとしたパーティーもできます。

左京区らしい、自然豊かなクリエイティブ環境

場所は、銀閣寺近くの浄土寺エリア。左京区らしいカフェや本屋、ギャラリーなどの個性ある店が多い面白いエリアです。吉田山も近く、自然豊かなクリエイティブな方には昔から人気のエリアです。また、京都芸術大学も近く、芸大関係者にもおすすめです。

木造アパートの再生として評価

オーナーさんは、この街の留学生を含む多くの学生たちの生活を、長らく支えてこられました。今回そのオーナーさんの特徴も取り入れ、「住まいと制作活動が行える場」として、生まれ変わりました。 小さな建物が、「暮らし」や「表現」の土壌になればと願っています。 根ざす環境と場所の共有が、刺激になれば嬉しく思います。

2023年に、「第40回住まいのリフォームコンクール」という建築の賞で、300を超える作品の中から、国土交通大臣賞（最優秀賞）を受賞しました。また、「第7回日本エコハウス大賞」もグランプリを受賞しました。どちらも、木造アパートの再生としての先進的な取り組みを、評価いただきました。耐震評点 1.0 以上となる改修工事、断熱改修や太陽光パネルの環境配慮の工事、そのような適切な工事を行ったという事も評価いただいています。そのため、入居の皆さんには、木造アパートだから危ない古いという概念ではなく、安心してお使いいただけます。