日本男子バレーボール界のエース・セッターとして活躍している大宅真樹さん。
大宅真樹さんは現在、日本製鉄堺ブレイザーズでプレーする30歳のセッターです。
大宅真樹さんの学歴や学生時代のエピソードを調べてみると、まさに「天才」と呼ぶにふさわしい逸材だったことが分かりました。
そこで今回の記事は、
こちらの内容でまとめていきます。
【学歴】大宅真樹の出身中学や高校などを調査!

大宅真樹さんの学歴は、以下のとおりです↓
小学校:黒髪小学校(長崎県佐世保市)
中学校:日宇中学校(長崎県佐世保市)
高校:長崎県立大村工業高等学校(長崎県大村市)
大学:東亜大学(山口県下関市)
大宅真樹さんの最終学歴は、「大卒」となっています。
では、小学校から1つずつ見ていきましょう!
①出身小学校

この時期の大宅真樹さんは、まだ本格的なバレーボール選手としての道のりを歩み始めたばかりの時期だったんです。
バレーボールとの出会いは7歳の頃で、お姉さんの影響で始められました。
幼稚園の頃から、バレーボールをしていたお姉さんについて体育館へ行き、一人でボールを使って遊んでいたそうですよ。
家でも風船でバレーをしていたそうで、幼い頃からバレーボールが身近な存在だったんですね。
小学校入学後は、自然な流れで本格的にバレーボールを始めることになります。
この時期の大宅真樹さんは、主にレシーブを中心とした練習に取り組んでいたとか。
基礎をしっかりと固める時期として守備技術の向上に重点を置いていたことが、後の多彩なプレースタイルの土台となったのでしょう。
小学生時代の大宅真樹さんは、すでに高い身体能力を示していたといわれており、特にジャンプ力の高さは周囲を驚かせていたそうです。
この時期に培われた基礎技術と運動能力が、中学時代以降の飛躍的な成長につながっていったのでしょう。
また、佐世保市という地域性も大宅真樹さんの成長に大きく影響したのではないかと思います。
長崎県はバレーボールが盛んな地域として知られており、小学生のうちから質の高い指導を受けられる環境が整っていたことが、大宅真樹さんの才能開花につながったかもしれません。
②出身中学校

中学校入学当初、大宅真樹さんのポジションはアタッカー(スパイカー)でした。
高い身体能力から生まれるジャンプ力を活かして、攻撃の要として活躍していたんです。
当時の大宅真樹さんは、パワフルなスパイクと優れた運動センスで、チームの中心選手として注目を集めていました。
しかし、中学3年生のときに参加したJOCカップ(全国都道府県対抗中学バレーボール大会)で、運命的な出来事が起こります。

この大会で、大宅真樹さんはスパイカーからセッターへの転向を経験することになったのです。
日宇中学校時代の大宅真樹さんは、セッターとしての基礎を徹底的に磨きながら、全国レベルの大会でも結果を残していきました。
また、この時期に培われた「どんなポジションでもこなせる柔軟性」は、後のバレー人生にも大きく影響していますよね。
③出身高校

この学校はバレーボールの強豪校として全国的に知られています。
大村工業高校を選んだ理由は、バレーボール部の高いレベルと、質の高い指導環境でした。
大宅真樹さん自身も、このように振り返っています。
「僕も春高を経験して、大村工業に行かなかったら経験できなかったことが経験できているので、終わってみたら本当に行ってよかったと思います。今また大村工業に戻りたいかと言われたら、普通に戻ってもう一回伊藤先生にカツを入れてほしいなと思うこともあります。いい思い出として具体的なことはあげられないけど、そんな感じです」
引用元・バレーボールマガジン

高校時代の大宅真樹さんは、主にセッターとしてプレーしていましたが、驚くべきことに2年生の時にはリベロとしても活躍しました。
この年、大宅真樹さんはリベロとしてインターハイ準優勝という素晴らしい成績を残しています。
セッターからリベロへの転向は非常に珍しく、それを成功させた大宅真樹さんの適応力の高さには本当に驚かされますね。
3年生になると、再びセッターとしてチームを引っぱっていきました。
春高バレー(全国高等学校バレーボール選抜優勝大会)とインターハイ(全国高等学校総合体育大会)の両方でベスト8という素晴らしい成績を収めています。
大村工業高校時代の指導者は、名将・伊藤孝浩監督でした。

伊藤監督の下で、大宅真樹さんは「スパイカーが打ちやすいトス」「正確な判断力や試合運び」といったセッターの基礎を徹底的に磨くことができたようです。
さらに、高校在学中に既にユース・ジュニア日本代表に選ばれました。
④出身大学

この進学は、高校時代の恩師である伊藤孝浩監督の勧めによるものだったそうです。
東亜大学時代の大宅真樹さんは、さらなる飛躍を遂げることになります。
1年生の時点で早くもU-21ジュニア日本代表に選出され、バーレーンで開催されたアジアU-20選手権に出場しました。
また、大学4年生でU-23日本代表の主将に抜擢されます。

2017年、イランで開催されたアジアU-23選手権では準優勝という素晴らしい成績を収め、大宅真樹さん自身はベストセッター賞を受賞しました。
さらに同年、エジプト・カイロで開催された世界U-23選手権にもキャプテンとして出場し、世界レベルでの経験を積み重ねました。
これらの国際経験は、大宅真樹さんにとって非常に貴重な財産となり、後のプロ生活や日本代表での活躍に大きく影響しています。
東亜大学時代の大宅真樹さんは、代表活動を通じて挫折も経験しました。
思うような結果が出ず悔しい思いをすることもあったようですが、これらの経験がメンタル面での大きな成長につながったといいます。

実は、大学卒業時、大宅真樹さんは一般就職も検討していました。
しかし、サントリーサンバーズ(当時)の荻野正二監督が自ら東亜大学まで訪問し、直接オファーを出したことで、プロの道へ進むことを決断します。
この荻野監督の熱心な誘いがなければ、大宅真樹さんの輝かしいプロキャリアは始まらなかったかもしれません。
大宅真樹は学生時代からバレーセンスが卓越していた!

その証拠となるエピソードや実績を詳しく見ていくと、まさに「天才」と呼ぶにふさわしい逸材だったことがよくわかります。
まず最も印象的なのは、中学時代のポジション転向です。
なぜなら、求められるスキルセットが全く異なるからです。
アタッカーは主に攻撃に特化した技術が必要ですが、セッターはチーム全体をコントロールする司令塔としての役割を担わなければなりません。

正確なトス回し、的確な状況判断、そしてチーム全体を見渡す視野の広さなど、セッターに必要な要素を短期間で習得してしまったのです。
この驚異的な適応力こそが、大宅真樹さんの「バレーセンスの塊」と評される理由の一つでしょう。
高校時代には、さらに驚くべき柔軟性を見せてくれました。
セッターとして活躍していた大宅真樹さんが、2年生の時にリベロとしてもプレーし、インターハイ準優勝という成績を残したのです。
セッターからリベロへの転向は極めて稀で、しかもそれを公式戦で成功させるなんて、普通の選手には到底真似できません。
このような多彩な経験が、大宅真樹さんの視野の広さにつながっているのではないでしょうか。

また、セッターとしての技術面でも抜群のセンスを発揮してきました!
大学時代のU-23アジア選手権でベストセッター賞を受賞したことは、既に国際レベルに達していたことを証明しています。
トスワークの多彩さ、コントロール力、そしてボールに触った瞬間の判断力など、技術の精度は「卓越」の一言に尽きます。
代表活動では思うような結果が出ず、挫折を経験することもあった大宅真樹さんですが、これらの困難を乗り越える過程で、「折れない心」や「チャレンジし続ける姿勢」を身につけていったそうです。
学生時代から「将来の日本を担う選手」として高い期待を集め、その期待に応えるように、現在も日本代表の中心選手として活躍し続けています。

バレーセンスは生まれ持った才能も関係していると思いますが、学生時代の多彩な経験と努力によって磨かれたものでもあると思います。
大宅真樹さんの、「どんなポジションでもこなせる対応力と技術力」は、バレー選手やバレーファンにとっては羨ましくなるほど大きな魅力の一つですよね。
今後更に活躍が期待できますね!
大宅真樹のwiki経歴プロフィール!

- 氏名: 大宅 真樹(おおや まさき)
- 生年月日: 1995年4月23日
- 年齢: 30歳(2025年7月時点)
- 出身地: 長崎県佐世保市
- 身長/体重: 約177~178cm/74~77kg
- 血液型: A型
- ポジション: セッター(S)
- 利き手: 右
- 指高: 230cm
- 最高到達点: スパイク:315cm/ブロック:300cm
- 所属: 日本製鉄堺ブレイザーズ
- 背番号: 11(堺ブレイザーズ)、9(サントリーサンバーズ時代)
- 学歴: 長崎県立大村工業高等学校 → 東亜大学
- 愛称: まさき、まーくん
大宅真樹さんは、2018年、サントリーサンバーズ(現・サントリーサンバーズ大阪)に入団してプロキャリアをスタートさせました。
2023年には世界クラブ選手権で日本チーム初の銅メダル獲得に大きく貢献しました。

そして2025年より、日本製鉄堺ブレイザーズに所属を移してプレーを続けています。
日本代表としての活動も輝かしいものがあります。
世代別(U-19、U-21、U-23)代表経験が豊富で、2018年にフル代表入りを果たしました。
2025年も日本代表登録メンバーとなり、ネーションズリーグなどの国際大会で活躍しています。
大宅真樹さんの最大の特徴は、冷静な判断力と高精度なトスワークでチームをコントロールする能力です。

日本を代表するセッターとして強気で多彩なトス、果敢なジャンプサーブ、安定した守備力が持ち味となっています。
アタッカー・リベロ・セッターという複数ポジション経験を持つため、プレーの幅の広さと視野が特長です。
この多様な経験が、「仲間の気持ちを理解したゲームメイク」や「状況に応じた最適な判断」につながっています。
まとめ
今回の記事は、
・大宅真樹の学歴
・大宅真樹のバレーセンスが凄い!
・大宅真樹のwikiプロフィール
こちらの内容でまとめました。
大宅真樹さんの学歴や学生時代のエピソードについて詳しく調査してきました。
輝かしいキャリアの根底には、学生時代から培われた卓越したバレーセンスと、困難を乗り越える強い精神力があることがわかりました。
今後のさらなる飛躍が期待されます。
皆さんも、ぜひ大宅真樹さんの今後の活躍に注目してくださいね!
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