不動産プランナーとしての実例を集めた物語本
- 企画
- 執筆
物件名 | 『不動産プランナー流建築リノベーション』 |
---|---|
時期 | 2019.05 |
用途 | 書籍出版 |
これまでの仕事を一旦まとめるべく、単著を出版した。
「不動産プランナー」という分かりにくいが社会に必要な仕事を言語化し、より多くの人に知ってもらう必要があると感じたからだ。
これまでのプロジェクトをストーリー仕立てで執筆。
順を追って読むと、仲介から企画・エリアリノベーションと、仕事の幅がだんだん広がっていくことが分かる。
2018年夏に企画を出し、2019年春に出版に至った。
【内容紹介】
設計デザインの前に事業計画のデザインを! 空き家活用、移住促進など、地域再生の現場に必要なプロジェクトデザイン。エリア特性を読み込んだシェアアトリエ、観光客ではなく地元住民が立ち寄りたくなる小商い複合施設など、調査・企画から設計・募集・管理・運営まで一貫してマネジメントする気鋭プランナーの提案力に迫る
[目次]
はじめに
■■1章 人と街をプロデュースする不動産の仕事──建物のプロデュースは街のプロデュース
プランナーの職能─プロジェクトの育て方
相談/「どうにかしてほしい」というオーナーの声を聴く
調査/街は歩いて確認する
企画/借り手が絶対に見つかる、不動産視点からの提案
設計・施工/企画に相応しいプロジェクトチームをつくる
募集/大家・物件と借り手の相性にこだわる
管理・運営/オーナーに寄り添い、使い手をサポートする
「不動産のプロ」がまちづくりに関わる意味
■■2章 仲介のデザイン──街と建物の価値を上げる
■CASE 1 駐車場をバーに──エリアに望まれた夜の居場所
■CASE 2 京都らしさ×ITベンチャーらしさを両立するオフィス──歴史あるエリアにオープンな文化と 新しいビジネスを
■CASE 3 倉庫をクリエーターのための実験可能なオフィス空間に──一般的なイメージにこだわらない企画と賃料設計
■■3章 企画・運営のデザイン──街に場をつくる
■CASE 1 小規模不動産投資のデザイン──マンションを購入してシェアハウスに
■CASE 2 デメリットをメリットに──線路沿いのアパートをシェアアトリエに
■■4章 不動産プロジェクトのデザイン──街に暮らしと商いを生む
■CASE 1 小商いを生む街づくりの始まり
■CASE 2 和歌山市内の街なかに、街を体感する賃貸住宅をつくる
■■5章 街を変えるしくみの提案
■CASE 1 お年寄りと大学生の同居促進事業──京都ソリデール
おわりに
- 価格:2200円+税
- 行本(ソフトカバー): 256ページ
- 出版社: 学芸出版社
- 発売日: 2019/5/23