今日はSMAPの冠番組、スマスマの最終回で、
実質SMAPをグループで観る最後の日となった。
わたしは特にSMAPファンというわけでもないけど、
それでもスマスマは見てきたし、歌える曲は10曲はある。
そこがSMAPのすごいといわれる所以。まさに国民的アイドル。
そして、アラサーである私たちからすると、
放送されていた時期が小学生から社会人というあからさまに成長期だったので、
スマスマとともに育った。という表現は大げさではない。
その最終回で唯一本物が歌った曲が「世界に一つだけの花」。
たしかに代表曲なのだが、
それまでのオンエアー内で最も大切にされていた曲が「ベストフレンド」だった。
おそらく代表曲ほど売れていないと思うだが、
SMAPの節目節目に歌われていたようだ。
時を同じくして、高校時代、強豪校のブラバンにいた私。
高校最後のコンクールの課題曲が「ベストフレンド」というタイトルだった。
たしか、当時の音大生が仲間を想って作曲したという記憶がある。
実家に帰って発見した楽譜には、音符が見えないほどの書き込みがされている。
未だに、指が動かせるほど、曲もスコアも頭に入っていて、
それくらい、たくさん練習したし、たくさんの思い入れがある。
そして何より、課題曲にもかかわらずかなり好きだった。
SMAP解散のツイートを追っていると、
「SMAPは不仲で解散したっていうけど、彼らはそんな仲が悪いとかいうレベルでSMAPやってない」
みたいなことが書かれていた。
当時の私たちは本当に死ぬ気でやっていたので、
中居くんのカラオケでみんなが歌ってるのを見て泣くシーンに、
少しだけ自分たちが重なって見えた。